この記事のポイント
・沖縄の歴史や資料を展示している施設です。
・施設内は5つのエリアになっています。
・漆漆器や歴史物があります。
沖縄歴史民族資料館とは?
名護市にある御菓子御殿の隣にあるのが、沖縄歴史民族資料館です。
沖縄らしく赤い瓦の屋根の建物となっており、沖縄の民族資料が展示されています。
5つのエリアに分かれているので、沖縄の歴史や、さらに日本の歴史もかいま見ることができます。
訪れるならば、車で行くのが良いでしょう。
沖縄自動車道の許田ICを降りて、県道84号線沿いにあり、およそ80分で到着します。
入場料金は、大人500円、子供300円です。
営業時間は、10時から19時までとなっており、4月から9月までは20時まで営業しています。
→沖縄歴史民族資料館
エリア別ポイント
・沖縄の歴史エリア
入り口から入るとすぐに沖縄の歴史に関する資料が展示されています。
まずは入り口付近に、琉球創作人形エリアがあり、こちらは、琉球時代の王様や文化人などを、かたどった人形が飾られています。
展示を順番に見ていくと、昔の沖縄から今の沖縄の人の、移り変わりがわかります。
沖縄の特徴を出しており、色鮮やかな着物を着た人々が、迎えてくれます。
歴史を学び、当時の人々がどのような着物を着ていたか見られます。
またこのエリアには、沖縄での伝統行事や芸能などの展示もあり、どのようなことがされているのかわかります。
・古民具エリア
一番広いエリアであり、昔使われていた民具、日本軍が使っていた水筒など、当時の歴史の人々が使っていた道具を展示しています。
数々の民具が展示されており、またサンゴも数多く展示されているので、目に付くでしょう。
・陶芸エリア
陶芸が展示されているスペースであり、やちむんなどという、沖縄独自の焼き物もあります。
沖縄を代表する焼き物から、人間国宝の焼き物まであります。
色とりどりの焼き物が展示されており、またシーサーなどをかたどった焼き物もあります。
焼き物1つずつみて、沖縄の魅力を確認することも可能です。
・漆器エリア
こちらは焼き物とは対称の漆器エリアです。
琉球漆器と呼ばれる種類であり、琉球工芸品の中でも、傑作と呼ばれるほど素晴らしい出来上がりになっています。
漆を使った漆器は、時間が経っても変化せず、昔のままの美しい姿を見せてくれます。
かつては、琉球王国の繁栄のもとともなったと言われる工芸品です。
赤と黒のコントラストの美しいエリアです。
・中庭エリア
ここは展示エリアとはなっていませんが、資料館の中庭となっており、一休みできます。
珪化木という化石の一種が置かれているなど、シーサーの置物など、いくつか展示物はあります。
椅子はないのでじくっりとくつろぐような場所ではないですが、時間の流れを忘れて、少し体を休めても良いでしょう。
天気が良ければ、日差しの気持ちよいエリアであり、のんびりできます。