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沖縄の庭園「よへなあじさい園」の見どころを紹介

Posted On By SLuch7uK

よへなあじさい園は饒平名ウトさんの個人庭園

沖縄にあじさいというと余り耳慣れない気がしますが、饒平名ウトさんの個人庭園「よへなあじさい園」は有名です。
元々は40年以上も前、ミカン畑にあじさいを植えたのが始まりで切り花として販売していました。
そのうちに、開花時のあじさいの美しさが評判になり訪れる人が日々増え、いつのまにかミカン畑よりもあじさい園として有名になったのです。

個人庭園といっても広い庭園で、なんと約1万平方メートルですからものすごいものです。
海外からの観光客も多く、あじさいが咲く季節は多くの人でにぎわっています。

「よへなあじさい園」として開園して20年ほどたちます。
残念ながら、創業者の饒平名ウトさんは2018年4月11日に100歳で永眠されました。
8人のお子様を育てひ孫さんもいらっしゃる「あじさいおばあちゃん」として地域の人たちに親しまれた存在だったそうです。

斜面にそって青いあじさいが植えられている

国頭軍本部町にある「よへなあじさい園」は元々がミカン畑の斜面にそって、青いあじさいが植えられています。
庭園内は道が歩きやすいようになっているので、めぐりやすいでしょう。
遊歩道があり、めぐる順路も決まっていて毎年交換するという手すりもあります。

土壌が酸性だと青いあじさいが咲きます。
アルカリ性の場合はピンクです。
こういった性質を色々と工夫して植えています。

急斜面になっている場所もあるために、ハイヒールだと転ぶ可能性があり要注意です。
おすすめは歩きやすいスニーカーではないでしょうか。
雨が降っている場合は長靴だと安心して歩けるでしょう。

南国の植物も見られる

よへなあじさい園では、あじさいの他に南国の植物も見られます。
青いあじさいの色に合う明るい暖色の花があり、インスタ映えする光景です。
たとえば、楊貴妃にたとえられるほどに美しい黄色いビヨウヤナギの花があります。

また、ベゴニアの明るいオレンジ色やセンネンボクという観葉植物の赤い葉っぱもきれいなカラーコントラストです。
他にはピンクのディニラ・マグニフィカというフィリピンの花や沖縄に咲く春の花の白いイジュもあります。
あじさいのみでなく、こういった南国特有の花を見るのも楽しいひと時でしょう。

カフェ「あじさいの家」で休憩できる

園内にはシーズンのみ営業のカフェ「あじさいの家」があります。
大きな窓からはあじさい園を一望できるので、のんびりと休憩できるでしょう。
自家製のたんかんで作ったたんかんジュースがおすすめです。
果肉のはいった自然な甘さの天然ジュースで、たんかんのおいしさを思う存分に味わえます。

あじさい見学の際はぜひとも寄ってみてください。
あじさいの季節に旅行に行く場合は、よへなあじさい園とともに訪れたい場所です。

           
シーサー
この記事を執筆した人:沖縄大好き海人
生まれも育ちも沖縄の生粋のうちーなんちゅです。県外に移住し、沖縄にはたくさんの魅力があったことに気付かされました。このサイトで、沖縄の魅力をあますことなく紹介します。沖縄を楽しんでもらえると嬉しいです。

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