万座毛の魅力は眼下に広がる美しい海
像のような見た目の岩が有名な万座毛は、何と言っても眼下に広がる海がとても美しいことで知られています。
沖縄県の北部に位置する恩納村にある万座毛は、石灰岩でできている海岸の断崖と、豊かに広がる芝生でできています。
18世紀の前半、尚敬王という琉球王国の国王が「万人を座するに足る」と称賛したことが名前の由来となっていると言われています。
万座毛の毛とは、方言で草原のことを指します。
万座毛の楽しみ方
万座毛を楽しむには、まず万座毛の魅力をくまなく紹介してくれる施設にいきましょう。
この施設は2020年の10月にオープンしたので、まだどこもかしこもピカピカです。
1階にはおみやげコーナー、2階には沖縄そばなどの沖縄の郷土料理のお店が入っており、そして3階には無料展望デッキが設置されています。
1階の奥には万座毛への入り口がありますので、万座毛を見に行く前に立ち寄るのも良いでしょう。
この施設ができる前までは、万座毛の駐車場不足と施設の老朽化が原因で観光客の足が万座毛から遠のいてしまうという事態に陥りました。
しかし、こちらの施設が完成したおかげで駐車場問題が解決し、買い物、食事、休憩が楽しめる施設が万座毛に出来上がりました。
もともと万座毛自体が気軽に立ち寄ることができる観光地なので、道の駅に立ち寄るような気楽さで万座毛の絶景を楽しむと良いでしょう。
万座毛の見どころは雄大な自然
1つ目は30mの断崖絶壁から見る俯瞰の海です。
天気が良ければ、海水の高い透明度から海底の岩肌や、熱帯魚の姿まで眺めることができます。
こちらで見下ろせる海は東シナ海で、太平洋と比べて波が静かなので、穏やかな波の音を聞きながら美しい景色を眺めることで、心を安らげることができるでしょう。
2つ目は万座毛の自然散策です。
一般的に公開されている万座毛の散策コースは、約30分の時短コースです。
観光マップにはのっていませんが、実は万座毛にはロングコースというものが存在します。
そちらには未開発の美しい沖縄の海が広がっており、通常のコースとはまた一味違った沖縄の海を楽しむことができます。
3つ目は日没時の万座毛です。
日中の青く美しい海も魅力的ですが、夕暮れ時の万座毛も一見の価値があります。
見渡す限りに広がる広大な海に沈む夕日と万座毛がなんとも言えない魅力を生み出し、見る人の目を釘付けにします。
初めて訪れる時は昼間に、もし2回目があるならば日没時にというようにすれば、どちらの景色も楽しむことができるのでおすすめです。
そして4つ目はやはり、万座毛自体を写真に納めることができる写真スポットです。
こちらのスポットはかなり人気が高いため、観光客の人数によっては順番待ちをする必要があります。