この記事のポイント
・黒石の森は神聖なスポットです。
・アクセスは分かりにくいので道順を事前にチェックをしましょう。
・黒石の森からの景色は海が見渡せて綺麗です。
黒石の森とは?
沖縄から約100km離れた場所にあるのが、久米島です。
石垣島などよりは沖縄から近くにある島であり、沖縄から船で行きます。
その久米島の中にあるのが、黒石の森です。
久米島の中でも、観光スポットとしてはあまり有名ではなく、断崖絶壁の上にある森で、森からは海が一望できます。
もともと航海の安全を願う神聖な場所であり、15世紀には豪族が城を建てた場所でもあります。
ちなみに黒石の森は、そのまま漢字読みはせず、くるしムイと呼びます。
黒石がくるしであり、森が久米島の方言でムイと呼ばれています。
近くに標識看板が出ていますが、車で行くことも可能であり、注意して見ないと、見落とすかもしれません。
行き方としては、レンタカーか自家用車が良いでしょう。
ユイマール館か比屋定バンタ方面から行くことができ、途中に大きな橋もあり、こちらも絶景ポイントとなっています。
森に続く道は、小さな道路なので、本当に見違っているのかと不安になるかもしれませんが、そのまま進んでいきましょう。
黒石の森につくと、駐車場があるので、車を駐められます。
絶景ポイント
黒石の森は、断崖絶壁の場所にあるので、到着したら海を一望してみると良いでしょう。
天気がよいとはての浜も見えてきます。
それほど大きな場所ではなく、森と名前は付いていますが、公園のようなところです。
東屋があり、ここで一休みできますが、このあたりから見る風景が、綺麗なのでおすすめです。
柵があり海に落ちないように安全になってはいますが、柵のそばから海を一望すると良いでしょう。
黒石の森は、開園時間などなく24時間訪れる事が可能ですが、朝日も見えるので、朝早く訪れても良いでしょう。
柵の近くからは、奥武島やオーハ島も見ることでき、海は断崖近くがエメラルドになっており、不思議な海を見せてくれます。
天気がよいと、海の地平線まで見ることのできる場所です。
黒石の森への行き方
・ユイマール館方面から
久米島を反時計回りに行くと、ユイマール館が見えてきます。
そこから数分でティーダ橋という橋があり、ここも絶景ポイントになっています。
橋を渡ると、白い建物が見えてくるので、これが入り口となっており、目印です。
黒石の森への看板は、阿嘉黒石林道という名前になっているので、ここを目指しましょう。
そのまま細い道をいくと、途中で二手に分かれますが、曲がらず直進します。
この分かれ道の真ん中に看板がありますが、小さく草木に少し隠れているので、見落とすかもしれません。
そのまま直進すると、黒石の森に到着します。
・比屋定バンタ方面から
こちらは、久米島でも有名な勝景地です。
ここからは時計回りで黒石の森を目指す形となり、沖縄らしい瓦作りのバス停を越えて、小さな集落を越えると、白い建物が見えます。
ここまでくれば、後は看板も道も同じなので、そのまま進めば黒石の森の到着です。
帰り道はどちらからでも来た道を戻ることも可能です。
また帰り道専用の道もありますが、こちらは小学校方面に出る道であり、わからなければ、来た道を戻った方が良いでしょう。