沖縄に本拠を構えるオリオンビール
ビール好きの人が沖縄を旅行するなら、ぜひとも立ち寄りたいスポットがオリオンビール工場です。
オリオンビールは1957年5月に沖縄県名護市に創立されて以来、ビールや清涼飲料水の製造と販売に携わってきました。
日本国内のシェアはキリン・アサヒ・サッポロ・サントリーに続いて第5位ですが、沖縄県内では最大のシェアを誇っています。
オリオンビール名護工場「オリオンハッピーパーク」は、毎年たくさんの人が訪れる名護のランドマークとなっており、オリオンビールが出来上がるまでの製造過程を見学できるだけではなく、見学が終わった後にはビールの試飲をすることもできます。
ビールが好きでも、出来立てのビールを試飲したことのある人は少ないはずですから、沖縄に行ったら試してみることをおすすめします。
アート感覚あふれるオリオンハッピーパーク
オリオンハッピーパークのエントランスには、銅の色が美しい、創業当時に使用していた仕込み釜のオブジェが展示されており、参観通路には製造工程のパネルなどが展示されています。
「缶詰見学スペース」はビールを充墳した後、高速でコンベアを流れる缶ビールを見下ろすことのできるスペースになっており、アート感覚あふれる空間では映像でも生産工程が紹介されています。
1時間に72,000本ものビールが缶詰になるスピードは、見ていて感動します。
工場見学の最後には、工場ならではの特典としてできたてのビールを試飲することができます。
一人につきビール2杯とおつまみのビアナッツ(ビール酵母のスナック)セットが付いており、ドライバーや未成年にはビールの代わりにソフトドリンクが味わえます。
レストランが併設されているので、アラカルト料理を注文して三杯目のビールを楽しむことも可能です。
工場内のショップにはオリオンオリジナルグッズの他に各種お土産も揃っており、沖縄のお土産としても最適です。
オリオンハッピーパークへのアクセス
那覇空港からオリオンハッピーパークに行くには、沖縄自動車道許田ICを降りた後、58号線を北へ向かって約10分ほどの道のりです。
車は指定の駐車場を利用できますが、駐車できる台数には限りがありますので、公共の交通機関を利用するのもひとつのアイディアです。
また、自分で車を運転していくとビールを飲むことができないので、その点を考慮しておく必要があります。
バスでアクセスするには、那覇空港から高速バス乗れば1時間45分で世冨慶(よふけ)停留所に到着しますので、そこから約15分歩けばオリオンハッピーパークに到着します。
那覇バスターミナル・旭橋バス停から那覇空港国内線ターミナルバス停を経由する、またはやんばる急行バスに乗ってもアクセスすることができます。