2025年に沖縄県北部のやんばるエリアに誕生する新しいテーマパーク「ジャングリア」が話題となっています。
このテーマパークは、「パワーバカンス!!」をコンセプトに掲げ、大自然の中でリアルなエンターテイメントを楽しめる場所です。
ジャングリアは、南国に輝く太陽の下で広がる亜熱帯ジャングルや美しいエメラルドグリーンの海を背景にした場所に位置します。この絶好のロケーションは、まさに自然とアトラクションが融合する夢のステージになるでしょう。
ジャングリアでは、アトラクションだけでなく、レストランやカフェ、入浴施設、ショップなども充実する予定。ここで1日過ごせば、やんばるエリアの大自然を存分に楽しむことができるでしょう。
ジャングリアの開業を楽しみにしている方々は、2025年の到来を待ち望んでいます。沖縄の自然とアドベンチャーについて詳しく調べていきましょう。
想定されるアトラクション
沖縄の新テーマパーク「ジャングリア」で楽しめるアトラクションはどのようなものが想定されるでしょうか。
公式サイトにある動画や情報から考察していきます。
サファリライド
メインアトラクションになるだろう「サファリライド」では、特別装備された探検車に乗り込んで、本物のジャングルに冒険に出かけます。恐竜たちが生息するサバンナを探索し、突如現れる恐竜の群れから逃げるスリル満点の体験が待っているでしょう。参加者が探検車を操作して恐竜たちとの戦いや脱出をするような演出も。ティラノサウルスやトリケラトプスなど複数種類の恐竜が登場し、リアルな動きや鳴き声に興奮間違いなしですね。
エアバルーン
空中アドベンチャーのハイライト「エアバルーン」では、多彩なデザインの気球に乗って、ジャングリアの美しい景観や沖縄の自然を見渡せます。気球に乗り込んだフライトで素晴らしい眺望を楽しめるでしょう。沖縄の大自然や恐竜たちの光景を空中から一望できる贅沢な体験ができそうです。
ジップライン
スリリングな空中体験「ジップライン」は、ジャングルを横切って飛ぶようなスリル満点の体験がでそうです。ジャングルの自然や野生動物を目の前に感じながら、まさに自由を満喫できるアトラクションになるでしょう。
また、募集要項から考えられるテーマパーク像は、多彩な業務領域とスタッフ要員が関わる総合的なエンターテイメント空間です。
接客からキッチン、アトラクションの運営、清掃、そしてダンサーやパフォーマーまで、多様なスタッフを募集しています。
テーマパークでは、物販、飲食、運営、技術、ショーといった多岐にわたる業務が連携して、ゲストに楽しい体験を提供しそうです。
ダンサーやパフォーマーを募集しているということは、USJやディズニーランドのようなショーも期待できるかも知れません。
テーマパークは様々な要素が組み合わさった総合的なエンターテイメント空間であることは間違いなさそうですね。
ジャングリアの料金は?
ジャングリアのチケット料金は未定ですが、予想される料金は大人1人につき1万円程度ではないかと予想されています。これは、ディズニーランドなどと同程度かそれ以上の価格設定となる可能性があります。
料金体系は「1日チケット制」を予定しており、入場料以外にも別途追加料金が必要なサービスの検討も。
入場チケットについては公式サイトや各種チケット取り扱いサイトで購入できる見込みです。アソビューやチケットぴあ、または旅行会社のツアーなどを通じて購入できる可能性があります。
いつごろにできる予定?
ジャングリアは2025年に営業開始する予定です。この嬉しいニュースは、ジャパンエンターテイメントと株式会社刀が2023年11月に行った会見で発表されました。
ジャングリアは、沖縄の観光地に新たな魅力を加えることが期待されています。2025年に開業すれば、観光客や地元の方々にとって楽しい思い出が生まれる場所となることでしょう。
この新しいテーマパークで過ごす1日は、家族や友人との素敵な思い出になるかもしれませんね。開業までの期間、楽しみにお待ちください。
アクセス方法
沖縄の地理的特性から、ジャングリアへのアクセスは車が便利です。本島北部の許田インターチェンジから車で20~30分程度で到着できますが、那覇空港からの距離は直線で約60km、高速道路を経由して約82kmとなります。公共交通機関では、バスもありますが車がおすすめです。
ジャングリアを手掛ける「刀」とはどのような企業?
ジャングリアは、株式会社刀が手掛ける大型テーマパークです。このプロジェクトは、刀 森岡 毅CEOが10年以上の歳月をかけて構想し、約700億円の投資を行っています。
刀(かたな)とは?
刀(かたな)は、株式会社刀の代表取締役兼CEOである森岡 毅氏の愛称です。森岡氏は過去に「ネスタリゾート神戸」や「西武園ゆうえんち」の成功に関わり、テーマパーク事業において驚異的な実績を挙げてきました。彼の手腕によって、ジャングリアは沖縄県北部に誕生する新たな観光名所となることが期待されています。
なぜ沖縄にテーマパークを作る?
なぜ沖縄がジャングリアの初の拠点として選ばれたのでしょうか?森岡CEOによれば、沖縄は世界に通用するエキゾチックな魅力があり、観光の女神とも称される島です。その理由の1つは、沖縄が持つ圧倒的な観光価値と体験価値です。沖縄の美しい自然、独自の文化、そして安定した気候は多くの観光客を惹きつけるとのこと。
さらに地政学的な位置づけも重要です。沖縄はアジアの中心に位置し、約3時間圏内に4億人、4時間圏内には20億人の人口が存在します。この立地は観光施設を成功させる絶好の条件となっていると森岡CEOは話します。
ジャングリアは、沖縄の観光産業を新たな高みに押し上げることを目指しています。このテーマパーク事業が成功すれば、沖縄の経済に大きな波及効果をもたらすことが期待されます。観光客の増加により地元の経済が活性化し、沖縄の魅力を世界に発信するプラットフォームとして機能するでしょう。
また、森岡CEOは観光業界が日本人の誇りを持つ仕事の1つだと考えています。日本人のおもてなし精神や感受性を活かし、観光業はAIやデジタル革命にも負けない、高付加価値の職種として存在していくと述べています。
ジャングリアの開業は、沖縄の観光産業が新たなステージへと進化するきっかけとなるでしょう。沖縄の魅力を世界に発信し、地域経済の活性化に貢献するこのプロジェクトに期待が寄せられます。
ジャングリアができることの影響
今帰仁村の久田浩也村長は、ジャングリアの建設により村民の所得向上や関連産業の活性化を期待しています。これは地域経済にプラスの影響をもたらし、地元の産業やサービスに新たな活力を与えることが期待されます。また、包括連携協定も結ばれており、子どもたちのキャリア教育にも役立てる予定です。
地元観光協会や市役所関係者は、ジャングリアの建設を通じて、観光客誘致と地域振興を図りたいと考えています。観光客がテーマパークだけでなく周辺地域も訪れる仕組みを構築し、地域全体の魅力を高める取り組みが必要とされています。
経済効果
ジャングリアの建設による経済効果についても期待が寄せられています。
沖縄は日本国内で最も中国や台湾、東南アジア諸国に近い立地を持ち、外国からの観光客を取り込むポテンシャルが高い地域です。新しいエンターテイメント施設であるジャングリアが開業することで、これらの国々からのインバウンド観光客の増加が期待されます。これにより、周辺の観光施設や宿泊施設にも波及効果が生まれ、沖縄の観光産業全体の活性化が見込まれます。
テーマパーク建設に伴う施設運営や周辺サービスの拡充により、地域経済の活性化が期待されるでしょう。コロナ禍で打撃を受けた沖縄北部の経済が復活の契機となる可能性があります。また、テーマパークの運営には多くの人材が必要となるため、雇用の拡大も見込まれます。
ジャングリアの開業により、周辺地域の地価が上昇し、不動産市場が活性化することが期待されます。地域経済の活性化に伴い、地元住民の所得も増加する可能性も。
一方で、ジャングリアの建設には課題もあります。地域住民からの説明会要望や工事に伴う渋滞問題など、地域の声をしっかりと反映しながら進める必要があります。また、利益追求による開発や地域文化への配慮も大切です。
沖縄の救世主として期待されるジャングリアの開業には、地域の課題を克服しながら、観光産業の発展と地域振興に向けた取り組みが求められます。2025年の開業に向けて、注目が集まる沖縄の未来に期待しましょう。
北部エリア:ジャングリア周辺の観光スポット
ジャングリアがやってくることが決定し、今まで那覇で宿泊していた方も北部エリアでの滞在がおすすめとなります。
周辺にはたくさんの楽しいスポットがあり、子どもも大人も存分に楽しめるでしょう。ジャングリアから車移動時間が30分以内で行けるスポットをご紹介します。
ナゴパイナップルパーク (車で15分)
ナゴパイナップルパークはパイナップルを中心にしたテーマパークです。
パイナップルの試食や関連商品の体験ができ、甘いもの好きにはたまらない場所です。沖縄本島北部のおすすめ観光スポットの1つです。
瀬底ビーチ (車で28分)
瀬底ビーチは真っ白な天然砂浜が美しいビーチです。その細かくサラサラした砂は、他の人工ビーチとは違い、自然の美しさが感じられます。
遠浅の海岸で泳ぎやシュノーケリングを楽しめ、夕暮れ時のサンセットも美しいです。
沖縄美ら海水族館 (車で30分)
沖縄美ら海水族館は神秘的な沖縄の生き物たちが展示される大規模な水族館です。ジンベエザメやナンヨウマンタなどの迫力ある展示や、深海を再現した水槽は必見です。観光のメインアクティビティの1つとして人気があります。
フクギ並木 (車で30分)
フクギ並木は古き良き沖縄の風景が残るエリアで、美しい緑のトンネルが特徴です。フクギは防風林としても重要で、1キロメートルにわたる並木道は散策に最適です。日常の喧騒を忘れる贅沢なひとときを過ごせます。
古宇利大橋 (車で15分)
古宇利大橋は無料で通行できる沖縄県内で2番目に長い橋です。エメラルドグリーンの海とのコントラストが美しく、ドライブコースとしても人気があります。車中からの景色も素晴らしいので、ドライブ好きにはたまらないスポットです。
ネオパーク・オキナワ (車で14分)
ネオパーク・オキナワは自然動物公園で、広大な敷地に世界各地の動植物が展示されています。散策しながら動物と触れ合えるのが魅力で、家族連れや動物好きには最適な場所です。
これらの観光スポットはジャングリアから車で短時間でアクセス可能です。北部エリアの魅力を存分に味わいながら、素敵な沖縄旅行を楽しんでみてください。