那覇市で唯一の遊泳可能なビーチ
那覇市には空港や港が集中しているため、遊泳可能なビーチは「波の上ビーチ」一つしかありません。
波の上ビーチは那覇空港の北東にあり、うみそらトンネルを利用すれば車でわずか10分とアクセス抜群なロケーションにあります。
車を駐車するには、若狭海浜公園駐車場が便利です。
ビーチに隣接しているので、駐車場からビーチまでは歩いても1分です。
約300台の車を収容できる駐車場は24時間オープンしています。
公共の交通機関を使うのであれば、ゆいレール旭橋駅あるいは県庁前駅から歩いて15分程度、久米郵便局前バス停からは徒歩で約10分です。
波の上ビーチの砂は人工で、サラサラとしているのでとても安全です。
バイパスが目の前を通っているのが気になる人もいるかもしれませんが、海の水は沖縄の海らしく、透き通っていて小さな魚が泳いでいるのが見えます。
ロッカーやシャワー、トイレなどの設備も完備しており、シュノーケルをレンタルすることもできるので、外出中に気が向いたら車を飛ばして、手ぶらで行ってもシュノーケルを楽しむことができるのも波の上ビーチの特徴です。
ビーチは「若狭側」と「辻側」があり、周囲にはシティホテルなども建っています。
シャワーの使用料は100円(温水3分・常温5分)、コインロッカーは大が300円、小が200円となっています。
波の上ビーチ開きは例年、4月に開催されています。
また、11月には「波の上フェスティバル」が波の上うみそら公園特設会場で開催され、いろいろな催しで賑わいます。
ロックフェスティバルなどのイベントも目白押しなので、日頃のストレスから解放されたい人は、暇を見つけて行ってみるのもいいでしょう。
波の上うみそら公園周辺にはさまざまな設備が
波の上ビーチは波の上うみそら公園の一部で、手ぶらバーベキューや体験ダイビングをすることも可能です。
また、波の上ビーチまで行ったらぜひ訪れたいのが「波上宮(なみのうえぐう)」です。
那覇でも有数のパワースポットとして知られる波上宮は、琉球八社の中でも最も格式の高い神社で、地元の人は「なんみんさん」と読んで親しんでいます。
波上宮があるおかげで、波の上ビーチは別名「開運ビーチ」とも呼ばれていますので、恋愛運や旅行安全、子孫繁栄、延命長寿にあやかりたい人はビーチで海水浴を楽しんだ後、波上宮にお参りをするといいかもしれません。
車で波上宮にアクセスすると、第一の鳥居の奥に駐車場があるため、車を運転したまま鳥居をくぐり抜けることになります。
波上宮は年間行事も多いので、あらかじめスケジュールを調べてから旅行の予定を立てるのもいいかもしれません。
5月17日の例大祭とその前後に行われる「なんみん祭」では、沖縄角力大会や琉球舞踊の他にビーチ綱引きなどの催し物も行われて賑わいます。