海中道路の魅力
沖縄をドライブで巡るなら、絶対に行きたいスポットが海中道路です。
沖縄県うるま市にある海中道路は、勝連半島(かつれんはんとう)と平安座島(へんざじま)を結ぶ5.2 kmの県道で、土手を築いた上に作られています。
細長い土手はほぼ前面積が海中道路になっているので、車を走らせると、まるで海面を走っているような感覚にとらわれます。
途中には車を停められるロードパークも設置されており、ビーチに降りることもできるので、長いドライブで疲れたドライバーは、ここでちょっと一休みするのもいいものです。
干潮時には潮干狩りもできます。
駐車スペースはもちろん無料で、海中道路内に5箇所あり、年間を通じてアクセスすることができます。
ロードパークには「海の駅 あやはし館」があり、特産品販売所でお土産を買うことができます。
あやはし館の建物は琉球王国時代から伝わるマーラン船という木造船をかたどったもので、2階は「海の文化資料館」になっています。
資料館内には沖縄の漁師たちが古くから使ってきたサバニやクリブネなどの道具、木造船などが展示されており、家族連れも楽しいひと時を過ごすことができます。
海の駅 あやはし館の目の前には展望台があり、中に観光案内所が入っています。
海中道路周辺は常に風があるので、カイトサーフィンやウインドサーフィン、マリンジェット、パラセーリングなどのマリンスポーツを楽しむのにも最適です。
うれしいことに、手ぶらバーベキューの設備も整っています。
海中道路へのアクセス
海中道路は浜比嘉島(はまひがしま)、平安座島、宮城島(みやぎじま)、伊計島(いけいじま)へのアクセス道路としても使用されていますので、基本的にはどの地点からでもアクセスが可能です。
那覇空港から海中道路を目指す場合には、沖縄自動車道 豊見城・名嘉地ICから西原JCTで沖縄自動車道へと合流し、沖縄南ICまで、所要時間は約70分です。
名護市方面からなら、許田ICから沖縄北ICまで約60分で海中道路に到着します。
那覇空港から海中道路を目指す際に、市内中心部を通ってしまうと渋滞に巻き込まれてしまうことが多いので、沖縄自動車道を利用するのがおすすめです。
勝連城跡までは県道10号線の一本道ですので、勝連城跡の観光がてら、海中道路を通るのも合理的です。
途中の突堤で一休みもいいもの
海中道路の途中には、ぽつんと突き出た突堤もあり、海の香りを思い切り吸い込めば、日頃のストレスも解消されます。
干潮時と満潮時ではかなりの差がありますので、両方の時間帯を狙って景色の違いを比較してみるのもいいかもしれません。
土日祝日や連休は観光客が押し寄せるスポットなので、できれば平日を選んで行くのがベターです。